
【圧縮】に関する知恵袋
【質問】
よくエンジンの圧縮が抜け気味とか聞くんですけど、圧縮が抜け気味だとどうなるんですか?また、オーバーホールすれば圧縮は元に戻るのですか?
【解答】
FD3SやFC3Sのロータリーエンジンでのことですよね?一般的に圧縮圧力値が抜けるとパワーが落ちます。また、アイドリングも不安定になりますね。この理由は、エンジンの気密が落ちて、きちんとした燃焼が行えなくなってしまうからです。これをオーバーホールすることによって、アペックスシールやコーナーシールなどの消耗品を交換して気密を高めてエンジンをリフレッシュすれば圧縮圧力値を元に戻すことが可能です。余談ですが、圧縮圧力値はエンジンの性能とは必ずしも一致しません。この件は質問者様が知っていておいた方がいいと思いますので簡単に説明します。圧縮圧力値は上記で説明したようにエンジンの燃焼状態を示したものです。圧縮の知恵袋が、以下に気密が取れているかの測定であって、レンタルサーバの解説をすると、性能とはまた別です。ロータリーエンジンでは良く「重量合わせ」、「バランス取り」と言う表現がされますが、これは元々精度が甘いロータリーエンジンの精度を高めることによって抵抗を減らして性能を上げます。具体的にはローターの重量合わせ、エキセントリックシャフトのバランス取りなどですね。これをすることによって、性能を上げることが可能です。単純にいえば、同じノーマルの13Bエンジンでもカタログ値を超える280ps以上のパワーのあるエンジンもあれば240psがやっとのエンジンもあります。よく「ロータリーエンジンは燃費どれくらいですか?」と言う質問がありますが、回答者は同じ街乗りでもリッター3キロと答える人もいればリッター7キロと答える人もいますよね?レンタルサーバを分解していくと、こういう理由があるからです。仮に同じオーバーホールされたエンジンで圧縮圧力値が高い数値を確保していても、バランス取りされているか否かでこれだけの性能の差が出てしまいます。かつてのマツダスピードリビルトエンジンや、オートエクゼファインテューニングリビルドエンジンがこのバランス取りされたエンジンですね。パワーがあって燃費も良かったのでユーザーの評判が良かったのですが、残念ながら現在はバランス取りされていない、圧縮の知恵袋の説明をすると、普通のマツダリビルドエンジンしかラインナップされていません。仮にここまでこだわったら、現在は民間のショップに頼むしかないですね。参考になれば幸いです。